Copyright 2016 komakijiseisaku&hanbaiten all rights reserved
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駒木地 制作&販×2店
●木地の種類
ここでは割と知られている名前の木地を紹介したいと思います。
出て来る木地名は一般的に呼ばれている名で標記してありますが、
これも「所説あり」という事で。
●島黄楊・柾目系
このHPではいろいろな名前、方法、
説明などが出て来ますが、
いずれの場合も「諸説あり」という事で。
よろしくお願いします。

●絹柾・・・
とにかく木目が細かい木地。
「ひと目、絹の糸の様に細い木目だ」と感じて
そう名付けた・・・のかもしれません。(^^;)

●糸柾・・・
絹柾よりは木目の幅が広い木地。
と言っても木目が細かいことに変わりはありません。。

●柾目・・・
糸柾より少しだけ幅広の柾目です。
このあたりの幅ですと糸柾に入れる業者さんも
います。

●幅広柾・・・
柾目よりは木目の幅が広い木地。
広いからと言って悪い木地と言う訳ではありません。
このあたりは個人の好みです。
上記柾と同じで、このあたりの幅で、
普通の柾目としている業者さんもいます。

●斑入り柾・・・
木目に斑が入っています。
画像のサンプルは虎斑のようなスジが入っていますが、
ほかにモアモアっとした斑がある場合もあります。
杢とまでは言えないが、なにか入っていると
いうようなときは、「斑入り〇〇」と言います。
島黄楊は特にこれが顕著に表れます。

●板目・・・
木口を板目に取った木地。
駒尻が板目で、表面は画像のように
指紋杢に似た模様がでます。

●島黄楊・赤柾系

●赤木目(あかもくめ)・・・
木肌は赤くないのに木目が赤く際立っています。
「赤系」とも呼ばれることもあります。

●赤柾・・・
画像は植林木の赤柾です。
天然木に比べると、
若干年輪の幅が広い木が多い感じです。

●赤虎斑・・・
赤柾に虎斑が入ったもの。
サンプルは糸柾の部類にはいるでしょうか。
麻雀で例えると、糸の柾で2翻、赤で2翻、虎斑で2翻。
この時点でハネマン確定です。
これに天然木で指1本とか、古木で指1本とか
付け加えたら・・・ヒェ~~~!
●島黄楊・虎斑系

●虎斑・・・
虎斑とひとくちに言っても斑の出方がさまざまです。
斑の色が濃いもの、薄いもの。
斑の角度がきついもの、緩やかなもの。
斑の幅が狭いもの、広いもの。
いずれも「虎斑」ですが、一般的には角度が
水平に近いほど良いとされています。



●虎杢・・・
虎斑が激しくなったらこうなった・・・みたいな。
模様も杢に近い系、虎斑に近い系などと幅が広いです。
この駒も、模様の出具合、色具合などで
値段はピンキリです。




●超絶虎杢・・・
なんと表現していいのか・・・。
ひと目、すごい虎杢としか言いようがありません。。
値段もひと目「役満」っぽくて、怖くて聞けません。
●島黄楊・杢系

●根杢・・・
根っこから採れた木地です。
根杢と言ってもかなりの種類に分けることができます。
模様の種類、模様の出方、色味、色の濃さなどによって
値段もいろいろです。



●根杢板目・・・
根杢の木を板目に取った木地です。
柾目ではなかなか見られない、一風変わった
模様になります。








●島黄楊・そのほか系

●木口杢・・・
特殊な木取りからできる木地。
木口杢の特徴としては、コマのケツが明る・・・あ、いや、
駒尻の色が表面に比べて明るいことです。
この木地で駒を作って磨き上げると木の表面が
ピッカピカになります。
木取りの違いは下のイラスト参照ということで。

左・・・柾目取り
右・・・木口取り



●流水杢・・・
木目がうねっているさまが、
流れる水のように見えるところから
そう呼ばれた・・・のかもしれません。

●孔雀杢(タケノコ杢)・・・
ひとくちに孔雀杢といっても
模様の出方で呼び方が違い、2種類に分けられます。
左の画像は、模様が下から上に伸びているもので、
年輪がタケノコのように見えるところから、
そう呼ばれたのかも。。

●孔雀杢(イナズマ杢)・・・
孔雀杢のイナズマ杢です。
模様が上から下に伸びている風景は、
まるで雷を連想させるところから来たものでしょうか。
「言い得て妙」という感じです。



●縮み杢・・・
木目がシワシワッと縮んでいるように
見えたところから来た・・・ような感じがします。
根ッコに近いところから採れるようで、
特徴は木地の脇にも斑が見られるところでしょうか。
表裏、脇と四か所に斑が見えますので
かなり派手な感じにみえます。

●銀目杢・・・
モヤモヤした模様が特徴的です。
ひと目、地味な木地に見えますが、これがなかなか味わいの
ある木地で、通好みと言えるかも。

●金目杢・・・
木地の色に黄色が強く出ていて、
しかもキラキラしている木地です。
画像左のように杢が入っているときは金目杢、
画像下の柾の場合は金目柾と呼びます。
黄色のキラキラは金の輝きを連想させるので
このように呼ばれたのかもしれません。

●島黄楊・古木系

古木(こぼく)というのは、伐採後20年くらいの期間を経た駒材を言います。
人によっては10年くらいでもそう呼ぶこともありますが、
ここでは20年以上という事で。
左の画像は先日目にしたときに撮影させてもらったものです。
櫛形に挽いた板を円状に束ねて太い針金でタガ絞めしています。
古くはこういう保存方法(乾燥方法)もあったのかと
今更ながら驚かされます。

●古木・絹柾・・・
古木で作った目の細かい木地。
上記掲載の古木版です。
木地もこれだけ古くなると、実にいい「味」が
出て来ます。
この「味」は作ってみないとわからないと思いますよ。
あ、宣伝ではありませんよ(^^;)

●古木・柾目・・・
古木の木地。
上記掲載の古木版です。
木地もこれだけ古くなると、実にいい「味」が
出て来ます。
この「味」は作ってみないとわからないと思いますよ。
あ、宣伝ではありませんよ(^^;)


●古木・板目・・・
古木で作った板目の木地。
しかも、この見本で、真ん中の木地は赤柾ですので
赤柾の板目ということになります。


●古木・虎斑・・・
古木の木地の虎斑です。
ひとくちに虎斑と言ってもかなりの種類に
分けることが出来ます。




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